アメリカ・ヨセミテ国立公園

  ヨセミテ国立公園はカリフォルニア州のほぼ中央、シエラネバダ山脈の西山麓に広がる面積3千平方キロ余の広大な公園である。その中心がヨセミテ谷で、花崗岩が氷河によって削られた深さ約1000mのU字谷である。年間350万人といわれる観光客の大半がヨセミテ谷に集る。
  2009年9月末にヨセミテロッジなどに1週間滞在し、周辺のハイキング道を歩いた。多くの滝は涸れていたが、氷河の作った豪快な景色を十分に堪能した。

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00 トンネルビューからヨセミテ谷を望む。中央奥がハーフドーム、左がエルキャピタン、右がカセドラルロック。ここからは人工物が一切見えない。 01 エルキャピタン2307m。谷からは約1000mの高さがあり、花崗岩の一枚岩としては世界最大であるという。 02 カセドラルロック。中央はブライダルベール滝だが、水はほとんど見えない。
03 グレイシャーポイント2199mへは4マイルトレイルを徒歩で登ることもできるが、帰りを考えるとかなりきつい。車で一旦谷を出て南へ回り込んで1000m上がる。ここから谷の北東を望む。右がハーフドーム2693m。 04 ハーフドームに相対するノースドーム2294m。下の岩壁にある虹のような形の模様はロイヤルアーチと呼ばれている。4マイルトレイルを途中のユニオンポイントまで降りてみたが、下って景色が良くなるはずもない。 05 ミラー湖のあるテナヤクリーク沿いを歩く。ミラー湖には水は一滴もなく、一面の砂地だった。ハーフドームを正面から見上げる。
06 アワニーホテル。アメリカ人が一生に一度は訪れたいホテルと言われているそうだ。 07 無料のバスでハッピーアイルズまで行き、ネバダ滝を一周するコースを歩く。これはバーナル滝。さすがにマーセド川の本流だけあって、ここには水が流れている。. 08 登るに従ってハーフドームの裏側を見るようになる。この道はハーフドームの頂上まで続いているが、往復12時間かかるというので早々に諦めた。
09 リバティーキャップ2157mとネバダ滝。ネバダ滝は2本の細い水流が見られるが。よく写真で見る豪快な春の滝とは比べるべくもない. 10 ネバダ滝の滝口から谷を見下ろす人々。ここの標高は1801mで、谷からはおよそ600mある。。 11 朝、ヨセミテロッジの直ぐ南にあるメドウから上ヨセミテ滝を見上げる。滝の水は完全に涸れている。
12 上ヨセミテ滝の滝壺付近まで登る。岩壁だけでも充分美しい。滝口のある台地の標高は2114mである。 13 ここからのハーフドームが絵になる。手前はビジターセンター周辺の建物群。 14 センチネルドーム2476mに登る。
15 センチネルドームからのハーフドーム。 16 谷の西側を見る。右にエルキャピタン、左にカセドラルロックが見える。 17 タフトポイント2287mまで歩く。まるで飛行機の翼のように岩が谷に向かってせり出している。
18 タフトポイントには申し訳程度の柵があるが、他には何もなし。どこからでも落ちることができる。10mでも落ちれば死ぬがさすがに1000mの断崖の縁には寄れない。 19 タフトポイントからの対岸の眺め。左がエルキャピタン、中央がイーグルピーク2371m、右端がヨセミテ滝。 20 カセドラルピークに向かう。一度ヨセミテ谷を出て大回りしてタイオガ道を東に進む。途中のオルムステッドポイントから見るハーフドーム。
21 トゥオルミメドウスの少し手前で車を停め、ミューアトレイルをカセドラル湖まで歩く。2時間歩き漸く森が開けたところでカセドラルピークが顔を出す。 22 カセドラル湖に着きカセドラルピーク3335mを正面から見る。 23 よくもまあこんな形に残ったものだと感心する。まるでナイフの刃のようだ。

ヨセミテ谷 













広域図

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